2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧
【狭山事件公判調書第二審4279丁〜】 第七十四回公判 (昭和四十九年五月九日) * 裁判長=「弁護人のほうでは、検察官の昭和四十九年二月七日付証拠調請求書中、番号17・18の書面については証拠とすることに同意しておられますね。つまり、『りぼん』か…
【狭山事件公判調書第二審4274丁〜】 第七十四回公判 (昭和四十九年五月九日) * 裁判長=「二十七。つぎに、検察官請求番号六十二、六十五の承諾書は、 弁護人請求のものと同じ物であると考えられますので、弁護人の方で検察官の立証趣旨は『ポリグラフ検査…
【狭山事件公判調書第二審4270丁〜】 第七十四回公判 (昭和四十九年五月九日) * 裁判長=「二十四。前同事実取調請求書中六、提出命令(二)の足跡石膏(スコップ発見現場で採取されたもの)は、検察官の意見書によれば、既に廃棄処分されて現存しないというこ…
【狭山事件公判調書第二審4266丁〜】 第七十四回公判 (昭和四十九年五月九日) * 副主任弁護人=「弁護人は必ずしもこの録音テープを法第三二一条一項三号書面またはそれに準ずる書面とは考えておりません。むしろ、証拠物と考えております。従いまして、こ…
【狭山事件公判調書第二審4265丁〜】 第七十四回公判 (昭和四十九年五月九日) * (弁護側申請の小川とらの供述録音テープの取調請求について) 大槻検事=「必要ないと思料します。その理由は既に書面によって提出したとおりですが、さらに敷衍(ふえん)すれば…
【狭山事件公判調書第二審4262丁〜】 第七十四回公判 (昭和四十九年五月九日) * 裁判長=「十九。つぎに、前同事実取調請求書中三、証人の(十五)の証人=関源三ですが、被告人の逃走したとされる経路については、被告人の供述や図面があり、これと更新後取…
【狭山事件公判調書第二審4258丁〜】 第七十四回公判 (昭和四十九年五月九日) * 裁判長=「十四、そのつぎに三の証人の(五)大谷木豊次郎証人の〈証明すべき事実〉については検察官も然るべくとの意見を付けておられますが、この点については、むしろ高橋乙…
【狭山事件公判調書第二審4256丁〜】 第七十四回公判 (昭和四十九年五月九日) * 裁判長=「本日開廷前に一部の弁護人が見えて、北原泰作証人については、採否の決定を留保して欲しいという趣旨のお申し出がございましたが、弁護人側はそのとおり希望される…
【狭山事件公判調書第二審4254丁〜】 第七十四回公判 (昭和四十九年五月九日) * 裁判長=「四、ついで、(二)の猟銃所持許可関係簿冊に長嶋少時という人が登録されていた、つまり長嶋少時なる人物が実在していたということは、これまでの取調べで明らかで、…
【狭山事件公判調書第二審4249丁〜】 第七十四回公判 (昭和四十九年五月九日) * (1.証拠調請求に関する釈明・意見の陳述等および決定ならびに証拠の取調べは別紙一および別紙二のとおり。 2.証拠調請求却下決定に対する異議の申立ておよびこれに対する決…
◯写真右半分に見える『狭山市史』四冊は、2014年3月16日に閉店した「ほんだらけ 所沢店」で、閉店セール価格(確か一冊百円だったと記憶する)で入手したブツである。これは正しく狭山事件をバックアップする資料と確信しての購入であったが、ページを開くと瞬…
【狭山事件公判調書第二審4248-51丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 三 つぎに、本件当日である五月一日の行動に関する被告人の当審供述が措信できないことについては、すでに検察官が昭和四十五年六月十七日付『事実…
【狭山事件公判調書第二審4248-49丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 二 さらに、被告人は当審における供述の中で、原審においても終始自白を維持した理由として、基本的には長谷部梅吉から、自白をすれば十年で出して…
【狭山事件公判調書第二審4248-47丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 四 以上のような考察に立脚すれば、犯行の対象や犯行計画が、未だ具体化していなかった四月二十八日の段階で「少時様」という架空人宛ての本件脅迫…
【狭山事件公判調書第二審4248-45丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * (前回より続く) つぎに、被告人が本件当時氏名を知っていたと認められる江田昭司は、字を異にするが、名前の発音は「ショウジ」と読まれる上、同人…
【狭山事件公判調書第二審4248-44丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 第十 自白と脅迫状の作成状況 一 弁護人は、被告人の脅迫状作成状況に関する捜査段階の供述のうち、本件脅迫状の封筒および本文中に記載されていた…
当時の芋穴の内部。 芋穴の蓋には空気穴が開いている。 * 【狭山事件公判調書第二審4248-42丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 七 つぎに芋穴から発見された棍棒について、本件の捜査段階で一応の捜査が為されたが、…
【狭山事件公判調書第二審4248-40丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 三 むしろ本件玉石が、殺害された被害者の死体を隠すために埋められていたと思われる土中からたまたま発見されたという事実を素朴に観察する限り、…
農道に埋められた被害者の遺体の頭部付近にあった玉石。この玉石に関して石川被告は、取調官から「おまじないか」と聞かれ、「分からないから黙っていた」と述べている。(第二審二十六回公判) * 【狭山事件公判調書第二審4248-38丁〜】 『意見書』 東京高等…
木綿細引紐(上)と、その紐が被害者の遺体に巻かれていた状態(下)。 * 【狭山事件公判調書第二審4248-37丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 六 つぎに、被害者=善枝の首に巻いてあった前記符号六号の木綿細引紐につい…
【狭山事件公判調書第二審4248-36丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 四 つぎに、神田正雄作成の実況見分調書と当審証人=中川ゑみ子の供述によれば、本件当時、中川方庭先で盗まれた縄の長さは概ね所論のように合計十…
【狭山事件公判調書第二審4248-34丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 第八 自白と証拠物の荒縄、木綿細引紐の関係 一 被害者=中田善枝の死体とともに発見された荒縄(東京高裁昭和四十一年押一八七号符合八・九)および…
【狭山事件公判調書第二審4248-32丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 三 つぎに、弁護人は、被害者のスカートが破れていたことについての被告人の供述は、被告人が芋穴から死体を引き上げる際、スカートを掴んで引っ張…
【狭山事件公判調書第二審4248-30丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * (前回の続き)しかしながら、被害者=善枝は、いかに人物がしっかりしていたとは云え、本件当日、漸(ようや)く十六才の誕生日を迎えたばかりの乙女…
◯引用中の調書だが、よく見ると番号八が抜けていた。番号七(写真右上端)と番号九(写真左上端)の間にあるべき"八"がない。ふむ、こういった大事件の裁判記録にもミスがあるものなのだなと感じた。内容的には前回からの続きと認められるので問題はなさそうだ…
(六月二十七日付の青木一夫作成調書の添付図面) (拡大してみると、確かに「かきのき」との横書き文字が確認できる) * 【狭山事件公判調書第二審4248-28丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 六 さらに弁護人は、被告人…
【狭山事件公判調書第二審4248-24丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 三 つぎに、五月一日の被害者=善枝の下校時刻は、原審証人=中根敏子の供述により、同日午後三時二十三分頃と認定するのが相当である。もっとも、…
【狭山事件公判調書第二審4248-22丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 第四 被告人の自白日時と自白調書 被告人、弁護人は、被告人が本件強盗強姦、強盗殺人、死体遺棄、恐喝未遂の事実を司法警察員に自白した時期につ…
六月二十四日付供述調書添付図面(甲) 同調書添付図面(乙) 同調書添付図面(丙) 拡大写真 【狭山事件公判調書第二審4248-20丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 四 つぎに、被告人の司法警察員に対する六月二十四日付供述…
【狭山事件公判調書第二審4248-18丁〜】 『意見書』 東京高等検察庁 検事 大槻一雄 昭和四十九年二月七日 * 第三 現場足跡 一 昭和三十八年五月三日の朝、佐野屋付近の馬鈴薯畑から採取された、犯人の印象したものと推認される足跡型成石膏三個(東京高裁昭…