アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 1001 【番外編 ・2/3】

見取図 見取図の赤線部分が今回載せる行動範囲(経路)であり、図面左端から始まる。 見取図「平坦」地点。 見取図「下り勾配」地点。 見取図㉑地点。 同じく見取図㉑地点。 見取図㉒地点付近。 見取図「上がり勾配」付近。 ㉒地点から略南方に約百メートル進…

狭山の黒い闇に触れる 1000 【番外編・1/3】

気がつくと、この拙い備忘録は今回で千回目に入っていた。だからというわけではないが、しかし継続して 来れた節目として、かねてよりその実現の機会を探っていた案件を私は実行に移した。 狭山事件公判調書にはその性質上、検察官と弁護士らによる検証調書…

狭山の黒い闇に触れる 999

【公判調書3132丁〜】 「第五十八回公判調書(供述)」 証人=高村 巌(六十一歳・文書鑑定業) * 橋本弁護人=「その難しいと仰るのは、筆跡の何を識別するのに難しいと言われるんですか」 証人=「特徴を分類するのが難しいんです」 橋本弁護人=「その人固有…

狭山の黒い闇に触れる 998

【公判調書3131丁〜】 「第五十八回公判調書(供述)」 証人=高村 巌(六十一歳・文書鑑定業) * 橋本弁護人=「昭和三十四年からですか、文書鑑定研究所を創立されたのは」 証人=「三十三年秋でございましたね」 橋本弁護人=「これはあなたが所長で」 証人…

狭山の黒い闇に触れる 997

【公判調書3129丁〜】 「第五十八回公判調書(供述)」(昭和四十七年二月) 証人=高村 巌(東京都新宿区愛住町・六十一歳・文書鑑定業) * 橋本弁護人=「あなたの教わった鑑定方法ですね、それに付け加えてあなたが独自に開発した鑑定方法というのがあるんです…

狭山の黒い闇に触れる 996

第五十八回公判調書(手続)の後半に目を通すと、証拠関係目録と記された表には多数の証人(四十二名)の名が載っている。この数の多さは尋常ではなく、果たして証人全員への尋問は可能なのであろうか、まずは公判調書(供述)を見ていこうと思う。 【公判調書3126…

狭山の黒い闇に触れる 995

【公判調書3109丁〜】 第五十八回公判調書(手続) 昭和四十七年二月十五日 略 福地弁護人=本日の事実取調請求は取りあえずしたものである。というのは本月七日検察官手持ち証拠の開示を受けたのは当弁護人一人であり、その謄写については検察官と交渉中であ…

狭山の黒い闇に触れる 994

【公判調書3104丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 石田弁護人=「中田善枝さんが中学時代の同級生である男子高校生と一緒に帰宅することも、たびたびと言いますか、何回かあったと…

狭山の黒い闇に触れる 993

被害者が通っていた川越高校入間川分校。 入間川分校に昭和27年4月11日、2年間で女子を対象、家庭科を中心に昼間に授業を行う「別科」が開設された。昭和20年代の後半は、農村の経済事情や女子教育に対する古い考え方もあり、女子の進学率は低かった…

狭山の黒い闇に触れる 992

五月一日夕刻、兄はなかなか帰宅せぬ妹の身を案じ、通学先の学校と入曾駅を車で見回ったとされる。 学校(当時)。 入曾駅(当時)。 * 【公判調書3097丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) …

狭山の黒い闇に触れる 991

【公判調書3094丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 福地弁護人=「それから、同じくあなたは一審でポリグラフについて弁護人から聞かれておりますね、憶えておりますか」 証人=「ど…

狭山の黒い闇に触れる 990

【公判調書3089丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 福地弁護人=「あなたはこの前に、裁判所で、六月二日以降は留置場の出し入れ関係の仕事をしているというようなことを証言してま…

狭山の黒い闇に触れる 989

被害者の遺体発掘時、その頭部に接する位置から玉石が掘り出された。このような玉石が関東ローム層の土中に自然に存在することはあり得ないとされる。 写真は"無実の獄25年・狭山事件写真集=部落解放同盟中央本部中央狭山闘争本部・編、解放出版社"より引用…

狭山の黒い闇に触れる 988

【公判調書3086丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 松本弁護人=「それじゃ、その質問はそれで一応打切ります。最後にもう一点だけ、(記録第二冊五五八丁以下の司法警察員大野喜平作…

狭山の黒い闇に触れる 987

(狭山再審弁護団は万年筆発見時の状況を当時のまま正確に再現し検討している。写真は"無実の獄25年・狭山事件写真集=部落解放同盟中央本部中央狭山闘争本部・編、解放出版社"より引用) 【公判調書3082丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証…

狭山の黒い闇に触れる 986

【公判調書3081丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 松本弁護人=「それじゃ時計について伺いますが、時計は当初、石川君は道路に捨てたという風に言っていましたね」 証人=「はい」…

狭山の黒い闇に触れる 985

事件当時、遺体発見場所付近に群がる野次馬。 こちらは報道陣のごく一部。 弁護士の記者会見を覗く人々。 【公判調書3078丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 松本弁護人=「それから…

狭山の黒い闇に触れる 984

写真には被害者の遺体発見場所、芋穴、スコップ発見場所が写っており、鉛筆が指し示す方向、すなわち入間川駅方面、その手前に石川被告宅や奥富玄二の新居が構えてあった。 【公判調書3075丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正…

狭山の黒い闇に触れる 983

【公判調書3071丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 橋本弁護人=「それではこの事件に関連する物の出所とか使用方法とか、そういったことについてあなたが捜査を直接担当したことは…

狭山の黒い闇に触れる 982

【公判調書3071丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 橋本弁護人=「五月二十三日に逮捕されて、再逮捕される六月十七日までの間の被疑者の供述調書の作成者を見ますと、あなたと山下…

狭山の黒い闇に触れる 981

【公判調書3068丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 橋本弁護人=「この善枝さんの事件を公表したのはいつですか」 証人=「佐野屋の事件が逃走されて二、三日後ではないかと思います…

狭山の黒い闇に触れる 980

【公判調書3065丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 橋本弁護人=「その奥富孝志以外に善枝、あるいは善枝らしき者を見たという届出をした人はおるんじゃないですか」 証人=「ちょっ…

狭山の黒い闇に触れる 979

【公判調書3061丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 橋本弁護人=「名前を拾い出したというのはどういう方法を取りましたか」 証人=「これは住民登録などを調べた記憶があります」 …

狭山の黒い闇に触れる978

脅迫状の入っていた封筒。宛名は「少時様」と書かれていた。 【公判調書3059丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 石田弁護人=「あなたは二日の夜、現場で指揮を取られたことはありま…

狭山の黒い闇に触れる 977

やけにリラックスしたこの猫は言う。「静岡県警が、血痕の付着した5点の衣類を味噌樽の底に沈めるという証拠捏造行為を行った」と。 ああ、これは袴田事件のことかと私は受け止めた。 猫はさらに、しかし「捏造を行った」という言葉が、どれだけ検察側を刺…

狭山の黒い闇に触れる 976

【公判調書3053丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * (法廷では裁判長が弁護人に、スコップ発見場所と地下足袋発見場所の位置関係を検証時の見取図で示すよう促した。これを受け石田弁…

狭山の黒い闇に触れる 975

中東のイランでライシ大統領が航空機事故により死亡、同国外相を含む九名も共に亡くなった。このニュースを聞いて即座に「ああ、消されたな」と解釈できれば、君もインテリジェンスオフィサーの素質があるかもねと、この茶色い猫は言った。さらに猫は、むし…

狭山の黒い闇に触れる 974

昨日の午後、私は密かに入間川の猫と落ち合っていた。この場所には彼専用の食器が備え付けられており、従って私の判断においてこの容器を除菌ウェットペーパーで磨き上げ、冷たい水と"マグロささみ鰹節和え"なるエサを献上した。 ロシアのラブコフ外相は近…

狭山の黒い闇に触れる 973

【公判調書3044丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 石田弁護人=「ところで、被告人の供述調書については、警察によって謄本が作られておるんですがね」 証人=「はい」 石田弁護人…

狭山の黒い闇に触れる 972

【公判調書3041丁〜】 「第五十七回公判調書(供述)」(昭和四十七年) 証人=諏訪部正司(四十八歳・浦和警察署刑事第一課長) * 石田弁護人=「三十八年五、六月頃の狭山市長は何という方でしたでしょうか、いわゆる狭山事件が発生した頃」 証人=「最近亡くな…