アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 438

【公判調書1456丁〜】*さて、公判調書1456丁には次の記載が見られる。 『東高裁四刑日記第九三九号 昭和四十三年十一月二十一日 東京高等裁判所第四刑事部 裁判長判事 久永 正勝 埼玉県警察本部長 殿 書類の取寄せについて(嘱託) 当裁判所において審理中の…

狭山の黒い闇に触れる 437

【公判調書1454丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 裁判長=「犯人が逃げた道順を被告人に聞いている時に証人はその場にいましたか」 証人=「取調べの時に私がほとんどいたことは間違いありませんが、地図を見せたということについては記憶ありません…

狭山の黒い闇に触れる 436

【公判調書1453丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 被告人=「そのちょっと前に、長谷部さんが二枚の紙を重ねて一ヶ所を切って中田○○(被害者名)さんの中田という字の形にしたことは覚えているでしょう」 証人=「あるいはあったかも知れません。ないと…

狭山の黒い闇に触れる 435

【公判調書1451丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 石田弁護人=「地図を持たなかったとあなたの言うことに関連して尋ねますが、石川君を取調べていた頃、山学校あるいは山の学校というのを知っていましたか」 証人=「記憶にあります」 石田弁護人=…

狭山の黒い闇に触れる 434

【公判調書1450丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 宇津弁護人=「少なくともあなたは石川君が書いた図面は間違いないものだと信じていたそうですね」 証人=「そうですね」 宇津弁護人=「なぜですか」 証人=「なぜって聞かれるとへんなものですけど…

狭山の黒い闇に触れる 433

【公判調書1449丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 宇津弁護人=「川越で石川君が図面を書くような場合、雰囲気としては皆さんと石川君との間はなごやかだったのですか」 証人=「なごやかでした」 宇津弁護人=「冗談なんかも言い合って聞くこともあ…

狭山の黒い闇に触れる 432

【公判調書1447丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 石田弁護人=「あなたは佐野屋の付近を中心に聞込捜査をしたということであり、被害者の家も死体発見現場も知っているということのようですが、被害者の家ないし佐野屋から死体発見現場までは足で歩…

狭山の黒い闇に触れる 431

【公判調書1446丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 中田主任弁護人(以下、弁護人と表記)=「入曽に早川という地名があるのを記憶していますか」 証人=「記憶していません」 弁護人=「石川君は狭山警察から川越に移されましたね」 証人=「はい」 弁…

狭山の黒い闇に触れる 430

【公判調書1444丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 (裁判長=「犯人が逃げたところですか」に対し) 証人=「そうです。あの辺を中心にして聞込捜査をやりました。だからいちいち地図を見たことはないけれども頭にないことはないです」 裁判長=「被害…

狭山の黒い闇に触れる 429

【公判調書1443丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 中田主任弁護人=「すると石川君の自白内容が地理的にどういう風になっているかについて、あなたは吟味しようとも考えなかったのですか」 証人=「吟味しようと考えないというよりも、むしろ石川君の…

狭山の黒い闇に触れる 428

【公判調書1442丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 平岡検事(以下、検事と表記)=「(昭和三十八年六月二十三日付被告人の司法警察員青木一夫に対する供述調書=記録第七冊第二〇四〇丁以下添付の図面第二〇四九丁、第二〇五〇丁を示す) その図面は石川…

狭山の黒い闇に触れる 427

【公判調書1440丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 裁判長=「調書の謄本はどういう風にして取ったのですか」 証人=「私の見たのを言うと、一人で全部取ったのもあるようでしたが、一冊のものをこっちの人が二枚、こっちの人が三枚、こっちの人が四枚…

狭山の黒い闇に触れる 426

【公判調書1438丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 裁判長=「謄本を取ったという人は誰ですか」 証人=「清水輝雄部長、井上部長、今は警部になっていると思いますが当時は部長でした。それから平野部長、そのほか狭山署の警察官」 裁判長=「今名前…

狭山の黒い闇に触れる 425

【公判調書1436丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 裁判長=「(昭和三十八年六月二十四日付被告人の司法警察員青木一夫に対する供述調書=記録第七冊第二〇七〇丁以下添付の図面、第二〇七四丁、第二〇七五丁を示す)第二〇七五丁の図面の石川一夫(一雄…

狭山の黒い闇に触れる 424

【公判調書1435丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 裁判長=「その図面を書くときには、同じものを一枚書かせたのですか。何枚も同じものを書かせたのですか」 証人=「どれもこれもというわけではありませんが、中には何枚も書いたのもあるかも知れま…

狭山の黒い闇に触れる 423

【公判調書1434丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 裁判長=「証人が立ち会ったというときに出来た調書に沢山の図面が付いているが、証人はそれ全部書いているときを知っているのですか、それとも証人の立ち会わないときに書いたらしい図面が付いてい…

狭山の黒い闇に触れる 422

【公判調書1433丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 裁判長=「青木警部の名前で出来ている石川の供述調書に図面が付いていて、それは石川が作ったという図面で主に地図だが、それが調書に付いているという記憶はありますか」 証人=「あります」 裁判…

狭山の黒い闇に触れる 421

【公判調書1431丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 裁判長=「石川一雄が検挙され係官の取調べを受けるようになってから、その取調べに列席したことはあるのではないですか」 証人=「あります。最初は聞き込みで、石川が検挙されたのち、取調べをやれ…

狭山の黒い闇に触れる 420

【公判調書1430丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官 裁判長=「証人は警察官として勤めていたことがありますか」 証人=「あります」 裁判長=「警察官になったのはいつですか」 証人=「大正十二年十月です」 裁判長=「退職したのはいつですか」 証人…

狭山の黒い闇に触れる 419

【公判調書1429丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長) 被告人=「黒いゴム板の件についてですが、どうしても思い出してもらいたいですね。六月二十七日の日に雷が鳴って弁護士と会う部屋へ行ったことがありましたが」 証…

狭山の黒い闇に触れる 418

【公判調書1427丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長) 宇津弁護人=「あなたが県警本部で見た図面の中には何らかの筆圧痕が認められるものもありましたか」 証人=「はい」 宇津弁護人=「あった」 証人=「はい」 宇津弁…

狭山の黒い闇に触れる 417

【公判調書1426丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長) 宇津弁護人=「あなたが見たという図面について尋ねますが、いわゆる謄本に添付されてあった図面は鉛筆書きのものもあればインク書きのものもあるとか、あるいは鉛筆…

狭山の黒い闇に触れる 416

【公判調書1425丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長) 裁判長=「先程証人は、被告人の書いた図面の作成年月日がわかれば、その謄本を作った人が誰であるかがわかるという風に言ったようだが、誰が図面の謄本を作ったかと…

狭山の黒い闇に触れる 415

【公判調書1425丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長) 宇津弁護人=「あなたは特に一冊だけを詳しく見たらしいが、手にしたのは何冊ぐらいですか」 証人=「三冊や四冊は見ていると思いますが」 宇津弁護人=「参考人調書…

狭山の黒い闇に触れる 414

【公判調書1424丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長) *今回も引き続き図面の問題が追及されていく。尋問は弁護人や裁判長が交互に行なうため、そこにも注意しながら読むこと。 裁判長=「調べた図面はどういう図面です…

狭山の黒い闇に触れる 413

【公判調書1423丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長) *ここでは図面の作成時に黒いゴム板の下敷き、あるいはセルロイドの下敷きを使用したかどうかが問われるが・・・。 石田弁護人=「狭山事件は随分騒がれた事件でしょう…

狭山の黒い闇に触れる 412

【公判調書1422丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長) *尋問する人物が被告人・弁護人(複数)・裁判長と、目まぐるしく代わることに注意。 被告人=「図面を作るときに黒いゴム板の下敷きを使ったことは思い出しませんか…

狭山の黒い闇に触れる 411

【公判調書1420丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加市署長) 弁護人=「あなたは川越にいる間は、つまり小川警察から東島の調べを終わって川越に来てからは、ほとんど石川君の調べにかかりきりでしょう」 証人=「はい」 弁護人=…

狭山の黒い闇に触れる 410

【公判調書1419丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長) 弁護人=「あなたは川越へ行って初めて石川君を取り調べるようになったわけですね」 証人=「はい」 弁護人=「リコピーで取ったのもあると言うが、時期的にリコピー…

狭山の黒い闇に触れる 409

【公判調書1418丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長) 弁護人=「なお、同調書中、第二〇〇八丁表に書いている説明では図面の表示と違って“第三表”となっているし、同調書中、第二〇〇五丁表冒頭には“此の時被疑者は半紙…