アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 329

【公判調書1256丁〜】 証人=池田正士(二十四才・自動車運転手) 問うのは平岡検事(以下、検事と表記) 検事=「今の、石川君が作った歌の話ですけれども、全然覚えてないかな、歌の文句」 証人=「文句はちょっと長いし、一番、二番、三番ってあったんですね…

狭山の黒い闇に触れる 328

【公判調書1255丁〜】 証人=池田正士(二十四才・自動車運転手) 問うのは宇津弁護人(以下、弁護人と表記) 弁護人=「そうすると十年とか十五年で出られるんだということを、それはどういうことなんですか。どういうことで石川君はそういうことを言っていたん…

狭山の黒い闇に触れる 327

【公判調書1254丁〜】 証人=池田正士(二十四才・自動車運転手) 問うのは宇津弁護人(以下、弁護人と表記) 弁護人=「区長さんが捜検をされる場合もあるわけですか」 証人=「あの頃はそうですね、やっぱり責任者というみたいにして拘置所のあれを捜検なんか…

狭山の黒い闇に触れる 326

【公判調書1252丁〜】 証人=池田正士(二十四才・自動車運転手) 問うのは、宇津泰親弁護人(以下、弁護人と表記)(池田証人に、房内で石川被告人が歌を作っていたことを確認した後) 弁護人=「そのことでちょっとお尋ねしますが、あなたと一緒になるようになっ…

狭山の黒い闇に触れる 325

【公判調書1250丁〜】 第二十八回公判 証人=池田正士(二十四才・自動車運転手) 裁判長=「証人はここにおる石川一雄という人を知っていますか」 証人=「知っております」 裁判長=「どういう関係で知っておるんですか」 証人=「自分も事件を起こしまして…

狭山の黒い闇に触れる 324

【公判調書1247丁】 ここでは前々回(狭山の黒い闇に触れる.322)での、弁護側による「公判調書の記載の正確性についての異議の申立」に対する裁判長の意見が記載されている。『裁判長の意見=第一回公判期日に右異議申立書に記載されているような裁判長、被告…

狭山の黒い闇に触れる 323

【公判調書1244丁】 『検察官にたいする求釈明等の申立』 一、検察官にたいし、次の事項につき釈明すべきことを命ぜられるよう申し立てる。 1.被告人にたいする昭和三十八年六月二十日付勾留質問調書の有無、その作成者および供述の内容。 2.被告人の河本…

狭山の黒い闇に触れる 322

【公判調書1243丁〜】 『公判調書の記載の正確性についての異議の申立』 第一回公判期日における訴訟手続のうち、左記のとおり、被告人の供述等が当該公判調書に記載されていないので、公判調書の記載の正確性につき異議を申立てる。 記 各弁護人の控訴趣意…

狭山の黒い闇に触れる 321

【公判調書1241丁〜】 証人=須藤晃(三十八才・航空自衛官)裁判長=「残飯を取りに業者が来るのは朝、昼、晩と三回ですか」 証人=「はい」 中田弁護人=「石田さんの家の人がね、車にドラム缶を持って残飯をあげに来ているところを直接ご覧になったことあり…

狭山の黒い闇に触れる 320

【公判調書1239丁〜】 証人=須藤晃(三十八才・航空自衛官) 問うのは中田直人弁護人(以下、弁護人と表記) 弁護人=「昭和三十八年の五月頃、入間基地の食事時間がどういうようになっていたか憶えておられますか」 証人=「はい」 弁護人=「仰ってみて下さい…

狭山の黒い闇に触れる 319

【公判調書1237丁】 今回、証人として法廷へ召喚された方は航空自衛官である。狭山事件裁判に、なぜ自衛官が・・・。早速読み進めて見よう。 証人=須藤晃。年令=三十八才。職業=航空自衛官。住居=埼玉県入間郡日高町大字森戸・自衛隊官舎。裁判長=「証人は…

狭山の黒い闇に触れる 318

【公判調書1235丁】 証人=金子金三(二十九才・青果物商) 問うのは石川一雄被告人(以下、被告人と表記) 被告人=「あの、あなたの同級の石田清さんというのを知っていますか」 証人=「はい」 被告人=「あれは同級ですか」 証人=「同級ですね」 裁判長=「…

狭山の黒い闇に触れる 317

【公判調書1233丁〜】 証人=金子金三(二十九才・青果物商) 植木弁護人(以下、弁護人と表記)=「○○(被害者名)ちゃん殺し事件というのは、当時、入間川なんかで大騒ぎでしたね」 証人=「ええ」 弁護人=「そこでお伺いするんですが、五月一日なんですよ、事…

狭山の黒い闇に触れる 316

【公判調書1232丁〜】 証人=金子金三(二十九才・青果物商) 弁護人=「それからあなたは、あなたがたまたま店にいる時、あなたの店の前を通る石川を見かけたなんてことはありませんか」 証人=「分かりませんね、忘れちゃって」 弁護人=「例えばあなたがそ…

狭山の黒い闇に触れる 315

【公判調書1231丁〜】 証人=金子金三(二十九才・青果物商) 問うのは植木敬夫弁護人(以下、弁護人と表記) 弁護人=「あなたのお宅の場所をちょっと聞いておきたいんですが、道の向かい側に郵便局がありませんでしたか」 証人=「ありました」 弁護人=「あな…

狭山の黒い闇に触れる 314

【公判調書1230丁】 証人=金子金三(二十九才)、職業=青果物商、住所=狭山市。 裁判長=「金子さんの今住んでおられる場所はどの辺ですか。この町の」 証人=「駅からずっと降りたところです」 裁判長=「( 当審第四回検証調書添付の第三見取図を示す )駅…

狭山の黒い闇に触れる 313

【公判調書1228丁〜】 証人=横田権太郎(昭和三十八年五月一日、事件現場付近で家族と農作業を行っていた)。 問うのは平岡俊将検事(以下、検事と表記)。 検事=「先ほどお話しの、図面の⑫の所から南へ下がった道路の所に面した畑の仕事を済まされて、別の畑…

狭山の黒い闇に触れる 312

【公判調書1226丁〜】 弁護人=「そこで作業されていて、①の方から南に向かって道を人が通るとすれば、容易に見れますでしょうか」 証人=「大体見えます。今の時期だと桑の葉が茂っていますから場所によっては見えないことはあるけれども、五月だとその当時…

狭山の黒い闇に触れる 311

【公判調書1225丁】 弁護人=「五月一日はいつ頃からその畑に出かけられたんでしょうか」 証人=「そうですねぇ、一時位だったでしょうね、畑へ行ったのは」 弁護人=「お昼食べてから後ですか」 証人=「そうです」 弁護人=「何人で行かれましたでしょうか…

狭山の黒い闇に触れる 310

【公判調書1224丁】 証人=横田権太郎(以下=証人と表記) 石田弁護人(以下=弁護人と表記) 弁護人=「五月一日には、山学校の方の前の畑に行かれたことはありますか」 証人=「そうですねぇ、一日には字下窪と言いますがね、その畑に行っておりました」 弁護…

狭山の黒い闇に触れる 309

【公判調書1222丁】 今回、法廷に呼ばれた証人の氏名=横田権太郎、年令=六十六才、住所=埼玉県狭山市沢四丁目、職業=農業。 裁判長=「今住んでいる所は、沢の四丁目の六番地と言いましたね」 証人=「はい、そうです」 裁判長=「これは、いつ頃から住…

狭山の黒い闇に触れる 308

【公判調書1220丁】ここからは平岡俊将検事が尋問を行なっている。証人は横山ハル。 平岡検事(以下、検事と表記)=「畑へ行かれたのは、お昼済んでから行かれたわけですね」 証人=「そうです」 検事=「大体、時間はどれ位になると思われますか」証人=「一…

狭山の黒い闇に触れる 307

【公判調書1218丁〜】 弁護人(中田直人)=「あなたの畑が面している道を真っ直ぐ南の方へ進んでいくと、林の中に入るのを知っていますか」 証人(横山ハル)=「はい、知っています」 弁護人=「その林の中で、なにかちょっと背の高い杉が三本か四本、高く見え…

狭山の黒い闇に触れる 306

【公判調書1218丁〜】 弁護人(中田直人)=「先ほど、雨が降って来たというようなことをおっしゃったんですけど、そちらへ行かれてからどの位経って雨が降って来たんでしょう」 証人(横山ハル)=「やっぱりあんまり仕事しなかったと思うんですけどね、時間は…

狭山の黒い闇に触れる 305

【公判調書1216丁〜】 弁護人=中田直人 証人=横山ハル弁護人=「五月一日の日にその畑に行かれたのは、あなたお一人ですか」 証人=「いえ、長男と参りました」 弁護人=「ご長男のお名前は何と言われますか」 証人=「横山栄です」 弁護人=「ご長男の栄…

狭山の黒い闇に触れる 304

【公判調書1214丁】証人=横山ハル・五十四才・農業・狭山市内居住(以下、証人と表記)裁判長=「狭山の八丁目というと、どの辺ですか」 証人=「入間市より下になっているんですけど」 裁判長=「下というと」 証人=「東です」 裁判長=「入曽に近い方です…

狭山の黒い闇に触れる 303

【公判調書1211丁〜】 *これより問うのは平岡検事(以下=検事と表記)。 検事=「先程、中田弁護人のお尋ねにあったことなんですけど、五月一日に八百屋の息子さんに会ったのは、あなたが入間川の駅に降りて、学校のほうへ行く時ですか、引き返して来る時で…

狭山の黒い闇に触れる 302

【公判調書1210丁〜】(石田弁護人から橋本弁護人へ代わる) 弁護人=「東鳩の保谷工場に勤めていた頃、早退届を書きましたね」 被告人=「はい」 弁護人=「それは、自分の持っている鉛筆とかボールペンとか万年筆で書いたんですか」 被告人=「会社のです」 …

狭山の黒い闇に触れる 301

【公判調書1208丁〜】ここからは中田主任弁護人に代わり石田弁護人が尋問する。 弁護人=「この前の供述で、あなたは川越にいた頃に、地図を書いた日の翌日に時計を見せられたと言いましたね」 被告人=「はい」 弁護人=「その地図を書いた日の翌日という場…

狭山の黒い闇に触れる 300

老生、およそ千二百頁に渡り “ 狭山事件公判調書・第二審 ” に目を通してきた。まだまだ先は続くのであるが、引用中の第二十七回公判調書1208丁には、個人的に最大級の驚きを持って迎える内容が存在していた。一度読み終え、喉の渇きを芋焼酎で潤し、血走っ…