アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 853

【公判調書2673丁〜】 「第五十一回公判調書(供述)」 証人=長谷部梅吉 * 裁判長=「それは従来随分出て来ているんですが」 佐々木哲蔵弁護人=「この証人がどういう点を証人のご見解として"へま"な捜査という風に言っておられるのかということを、一般に…

狭山の黒い闇に触れる 852

【公判調書2664丁〜】 「第五十一回公判調書(供述)」 証人=長谷部梅吉 * 橋本弁護人=「話は変わりますが、佐野屋付近に五月三日に出向きましたね、犯人逃走の後に」 証人=「ええ、行きました」 橋本弁護人=「そして前回の証言によりますと、そこで足跡…

狭山の黒い闇に触れる 851

【公判調書2659丁〜】 「第五十一回公判調書(供述)」 証人=長谷部梅吉 (続く)

狭山の黒い闇に触れる 850

【公判調書2653丁〜】 「第五十一回公判調書(供述)」 証人=長谷部梅吉 * (冒頭、長谷部梅吉の証言より始まる) (続く)

狭山の黒い闇に触れる 849

【公判調書2650丁〜】 「第五十一回公判調書(供述)」 証人=長谷部梅吉 ・・・証人=長谷部梅吉への尋問はここで一旦終える。どうやら昼休暇を挟み午後から再開する模様である。公判調書の丁数で言えば2621丁から2653丁までが午前中に行なわれた尋問であり、そ…

狭山の黒い闇に触れる 848

【公判調書2646丁〜】 「第五十一回公判調書(供述)」 証人=長谷部梅吉 * 橋本弁護人=「青木警部が主で、あなたがそれに補助なんですか、そういう形でついておって調べを続けておったんですね」 証人=「はい」 橋本弁護人=「そこにその関さんが入って来…

狭山の黒い闇に触れる 847

(昭和三十八年当時の狭山市近郊。写真は狭山事件公判調書資料より) 【公判調書2642丁〜】 「第五十一回公判調書(供述)」 証人=長谷部梅吉 * (続く)

狭山の黒い闇に触れる 846

【公判調書2634丁〜】 「第五十一回公判調書(供述)」 証人=長谷部梅吉 * (続く)

狭山の黒い闇に触れる 845

【公判調書2630丁〜】 「第五十一回公判調書(供述)」 証人=長谷部梅吉 * (続く)

狭山の黒い闇に触れる 844

(写真二点は"狭山差別裁判 第三版 部落解放同盟中央本部編"より引用) * 『農村地帯の特色で住民の口は予想以上に堅く、また何らかの血のつながっている家が多いため言葉をにごし、ベテラン刑事たちもホトホト手を焼いているほど。地元有力者の一人は「わ…

狭山の黒い闇に触れる 842

「1950年に養成が始まった速記官は各地の裁判所に配置され、和歌山地裁で99年から約3年7カ月に及んだ毒物カレー事件の公判でも活躍。しかし志願者が減るとともに、国内産タイプライターの製造台数も少ないことから、最高裁は98年に新規養成を停止。97年に852…

狭山の黒い闇に触れる 843

(ドキュメント狭山事件=佐木隆三著。私の所有する本は焼けがひどく、煙草の煙に燻され、さらに何度となく酒をこぼし、おでんの汁もしみている。予備としてもし古本屋の均一台で見つけたならば購入しておこう) * 『昭和四十九年五月二十三日の、東京高裁に…

狭山の黒い闇に触れる 841

休日は某公園のお気に入りのベンチで昼寝。陽の光を浴び風の音、鳥の鳴き声など聴きつつ広大な池に目を向けると、鴨たちが何かをついばんでいた・・・。 * 【公判調書2605丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=飯野源治(四十二歳・警察官=狭山警察署勤務)…

狭山の黒い闇に触れる 840

【公判調書2590丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=飯野源治(四十二歳・警察官=狭山警察署勤務) * (続く) * 全く裁判内容とは関係ないが、掲載写真の上から五枚目(丁数2603)、その十行目に「うなずく」とあり、これは弁護人の問いに対する証人の反…

狭山の黒い闇に触れる 839

【公判調書2596丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=飯野源治(四十二歳・警察官=狭山警察署勤務) * (続く)

狭山の黒い闇に触れる 838

【公判調書2590丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=岸田政二(五十七歳・自動車教習所管理者) * 証人=岸田政二に対する尋問はこれで終え、次回より証人=飯野源治に対する尋問が始まる。 * ところで、引用写真の上から十枚目(丁数2594)で触れられて…

狭山の黒い闇に触れる 837

(写真は"劇画・差別が奪った青春=部落解放研究所"より引用) 【公判調書2587丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=岸田政二(五十七歳・自動車教習所管理者) * (続く)

狭山の黒い闇に触れる 836

脅迫状の入っていた封筒。封筒の宛名は「少時様」と書かれた部分が消され、「中田江さく」と書き直されていた。この「中田江さく」という書き直された宛名は、被害者の父親「中田栄作」を指すのであるが、その脅迫状の文面はもとより、宛名にすら当て字を用…

狭山の黒い闇に触れる 835

(石田養豚場。写真は狭山事件資料より) 【公判調書2580丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=岸田政二(五十七歳・自動車教習所管理者) * 山上弁護人=「それから、石田豚屋の関係を、いろいろ出入りしている人の唾液、筆跡等を調べたというような前回証…

狭山の黒い闇に触れる 834

確定判決から約半世紀の今年2024年、裁判所は再審可否の判断を迫られそうだ。それも「可」の方向にである。そう推測できる根拠は、弁護団が第三次再審請求において提出したうちの特に二点の鑑定結果、中でも万年筆のインクに関する鑑定結果を知ったからであ…

狭山の黒い闇に触れる 833

昨年八月、弁護団が裁判所に提出した十一人の鑑定人尋問や、万年筆のインク実験を裁判所が自ら実施するよう求めた要請書は、大野勝則裁判長が今年十二月定年退官されたことにより、その判断が在任期間に行なわれる可能性は消え、新たに任官する裁判長が本件…

狭山の黒い闇に触れる 832

【公判調書2571丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=岸田政二(五十七歳・自動車教習所管理者) * (玉石。写真は"無実の獄25年・狭山事件写真集=部落解放同盟中央本部中央狭山闘争本部・編、解放出版社"より引用) (続く)

狭山の黒い闇に触れる 831

【公判調書2568丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=岸田政二(五十七歳・自動車教習所管理者) * (石川被告人の着衣。警察は押収したが、なぜか証拠物ともせずに返している。着衣の血痕検査についても明らかにしていない。写真は"無実の獄25年・狭山事…

狭山の黒い闇に触れる 830

【公判調書2565丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=将田政二(五十七歳・自動車教習所管理者) * (続く)

狭山の黒い闇に触れる829

(写真三点は狭山事件公判調書資料より) 【公判調書2561丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=岸田政二(五十七歳・自動車教習所管理者) * (続く)

狭山の黒い闇に触れる 828

【公判調書2558丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=将田政二(五十七歳・自動車教習所管理者) * 橋本弁護人=「死体に付着しておった荒縄がありますね」 証人=「はい」 橋本弁護人=「この荒縄の出所について捜査をしましたね」 証人=「しました」 …

狭山の黒い闇に触れる 827

(写真三点は連続している。上中下→左中右) (この雑木林のどこかに掘立て小屋があったと思われる。写真は狭山事件公判調書資料より) 【公判調書2556丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=将田政二(五十七歳・自動車教習所管理者) * 橋本弁護人=「この山…

狭山の黒い闇に触れる 826

(写真は狭山事件公判調書資料より) 【公判調書2553丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=将田政二(五十七歳・自動車教習所管理者) * 橋本弁護人=「その山の中で掘立て小屋とか草刈鎌を見つけたということが新聞報道にあるんですが、そういう事実はある…

狭山の黒い闇に触れる 825 第五十回公判

【公判調書2550丁〜】 「第五十回公判調書(供述)」 証人=将田政二(五十七歳・自動車教習所管理者) * 裁判長=「あなたはこの事件について、昭和四十一年二月十日に当裁判所で証人として調べられましたね」 証人=「はい。証人に一回出廷しております」 裁…

狭山の黒い闇に触れる 824

【公判調書2543丁〜】 「第四十九回公判調書(供述)」 証人=岸田政司 * 福地弁護人=「前回の証言で、鑑定をするに当たって警察の方から石膏が三つと地下足袋が一足来たという風に言いましたね」 証人=「はい」 福地弁護人=「(前同押号の二十八の一の地下…