アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 833

昨年八月、弁護団が裁判所に提出した十一人の鑑定人尋問や、万年筆のインク実験を裁判所が自ら実施するよう求めた要請書は、大野勝則裁判長が今年十二月定年退官されたことにより、その判断が在任期間に行なわれる可能性は消え、新たに任官する裁判長が本件を引継ぎ、一から膨大な量の裁判資料に目を通し、その方向を決めることになりそうだ。これは再審の判断がさらに長期化することを示す。

今現在、公判調書の引用を、その写真を撮り直接ブログに貼るという表現を試みている。こうすることで調書の文面そのものや、そこで散見される誤字脱字は私がここに書き写す過程で起きた問題ではないことが証明されそのストレスは全て省かれ、これを目にする者はよりその本質に迫れることとなろう。

【公判調書2575丁〜】

                      「第五十回公判調書(供述)」

証人=岸田政二(五十七歳・自動車教習所管理者)

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(続く)