アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 108

第二審第十六回公判調書。裁判所速記官 : 佐藤房末の署名が見られる速記録の日付は、昭和四十一年五月二十三日であり、事件からほぼ三年後にあたる。証人として出廷したのは、石川被告を「小さいときから知っております」と述べる、共に養豚場で働いた野球仲間である二十二才の青年( 血液型B )。事件当時、養豚場に勤務していた関係から、この青年も事件当日の五月一日、ジョンソン基地から残飯上げを終え、養豚場に帰着した時刻を執拗に問われる。当然、スコップの在庫やその保管していた位置なども含めてである。石川被告については、「すごく気持ちのいい人間だと思いました」「僕なんかの印象では朗らかというか、普通につき合ってますけど」と述べる。ここで引っかかった記述がある。青年本人は自分で書いた記憶はないとされる上申書が警察に存在するという弁護人の発言である。青年の五月一日についての行動に関する事実の上申書とされ、日付は五月十八日付である。上申書として警察に提出されている以上、これは何者かによる代筆であることは明らかである。このように本事件には必ず目に見えぬ、薄墨色の霧のようなものが漂うのである。                                                                        

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この方は入間川を縄張りとする圧力団体、その構成員である。早速、私も圧力を受ける。