アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 22

狭山事件発生後十日程たってから、遺体発見現場付近の麦畑からスコップが見つかり、付着していた赤土が遺体埋没穴の土とほぼ一致したと狭山署特捜本部が鑑定、そして一審、二審を通しこのスコップは被告と犯行とを結びつける証拠とされる。スコップが発見された日付は五月十一日夕方で、翌十二日昼頃には早くも報道陣に発表、わずか半日で鑑定が行われている。その後五月十五日には改めて本格的な土壌鑑定が行われるが、その警察による土壌鑑定において都合の悪いデータは切り捨て、スコップが犯行と直結するよう、土壌検査の数値から取捨選択し鑑定結果をまとめたのではないか、との疑いが相当強い。このデータ切り捨て又は書き換えの疑いに対し、生越  忠( 和光大・地質学 )は鋭利に深く追求する。その様は「狭山裁判と科学」第二章【土壌】に明らかだ。本日の考察はここまでとし、私はぶらりと散歩に出かけた。                                       

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・・・可愛いのである。けなげに、エサをくれると期待する諸君の表情は私の心を揺さぶるが、日雇い人夫の身分である私には、君らには何も御布施できないことを分かって頂きたい。しばし、見つめ合った。        

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この丸顔を両手で包みたいが、それにはエサを与えるという許認可申請が必要らしい。手を伸ばすと後ずさりする。しっかりしているな、諸君。