アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる

いつもは玄関から現れ、座ってくれと勧めても玄関に立ちっぱなしの巡査・関 源三が、裏の勝手口に現れ廊下に上がり、「なんだ、こっちで寝てるんか」と言ってきた。関 源三の来訪で、寝ていた長男を母が起こした直後の場面だ。被害者の万年筆が勝手口から発見される4日〜5日前の出来事である 。家宅捜査初回と2回目にすでに徹底的に捜査されているのに、3回目で万年筆が発見されるこの展開は警察にとって黒い憶測を呼ぶ事になる。前2回とも玄関から上がっているのに3回目の家宅捜査では玄関ではなく井戸の方から来たのは何故か? そして立ち会った長兄に万年筆の場所を示す図面をちらつかせ「ここだ」と指差し、鴨居にあった万年筆を素手で取らせた。あえて繰り返すが「素手」である。殺人事件の証拠品を素手で取らせたのは何故か?  私は非常にキナ臭さを感じるが。                                              

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(写真引用元失念)しかし、それにしてもこの狭山事件公判調書に目を通すと、まずは事件後の経過そのものが疑惑にあふれており、したがって疑惑にあふれた証拠を根拠に裁判となると、より辻褄の合わぬ展開はまぬがれない訳であり、その一端は証人として出廷した警察関係者が軒並み早期退職してゆく事実に垣間見れるのだ。はっきり言ってしまえば、後ろめたい、やましい、良心に恥じる、気が咎める、からであろう。