今現在、我が日雇い労働量の増加及びそれに起因するブログ執筆時間の消失により更新もままならない状況である。まぁこんな時もあるさと、己の記した過去ブログを振り返ったりし、改めて狭山事件の黒く奥深い闇を眺めたりしている。
ふと思ったけれども、この事件では中田家で作男をしていた奥富という姓の男性が自殺を遂げ、当時のマスコミを騒がせた。
調べると、どうも農薬を飲んだ直後、実家の古井戸に飛び込んだという話である。私はどうしてもこの場所を見たくなった。しかし集めた資料では狭山市青柳という地名以外、何の手掛かりもつかめなかった。
ところが、狭山事件関連本の一つ、『検証・狭山事件=伊吹隼人著』に載っていた、奥富家に近い風景写真を凝視しているうち、私は思い立って自転車で青柳地区へ向かった。実はこの地区へは何度も訪れ闇雲に氏の自殺現場を探索しており、その記憶と掲載写真とが合致している可能性が感じられたからであった。


(『検証・狭山事件』より引用)
その結果は見事に的中し、目的の地は特定できたのであった。疲労と戦慄を覚えながら、こののち古井戸はすでに埋められていることを知り、且つ己れの野次馬根性を恥いることとなった。情け無い思い出である。