アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 671

【公判調書2092丁〜】

「捜索差押調書」・捜索差押のてんまつ②

4、勝手場の状況

       板張り勝手場には、炊事用具、食器、其の外僅かに六畳の間からの入口右側に雨合羽作業衣等が数枚柱釘にかけてあるほか何もない。ここを捜索したが差押えるべき物は発見できなかった(添付写真第十三乃至第十四参照)。

(写真第十三)

(写真第十四)

5、奥四畳半の間

       同室東南隅には古びた箪笥あり、その上に通称鼠入らずと称する衣類入箱が乗せてあった。また室の西北隅に三尺の押入れがある。これら箪笥鼠入らず押入れ等の中を捜索したが押収物はなかった(添付写真第十五乃至第二十二参照)。

(写真第十五)

(写真第二十二)

6、奥四畳半の南、六畳の間

       この室には、東北隅に上段が仏壇、下段が戸棚になっている古びた家具が置いてあった。下段の戸棚の中を捜索したところ、中古ズック製鞄内からボールペン一本が発見された。これは青色インクのもので、本件に関係ある脅迫状に使用した同色のものと認められたので差押えた(押収品第一号)。

       同室右側押入内および床間を捜索したが差押物件は発見できなかった(添付写真第二十三乃至第二十六号参照)。

(写真第二十三)

(写真第二十六)

7、六畳の間の南縁側

       縁側の西側には紙製洋服箱その他洋品類菓子入ボール箱等が積重ねてあった。この中を捜索したところ菓子入ボール箱の空箱の中から大学ノート一冊が発見された。このノートは本件に関係ある脅迫状に使用したノート紙片と同種の物と認められたので差押えた(押収品第二号)。

さらにこれら箱類の上方に背広上下一揃が吊るしてあったので捜索すると、ズボン右脇ポケット内から大学ノートを切り取った紙片一枚を発見した。この紙片は本件に関係ある脅迫状に使用した紙片と同種のものと認めたので差押えた(押収品第三号)。(添付写真第二十七乃至第三十二参照)

(写真第二十七)

(写真第三十二)

四、屋外捜索の状況

1、物置

居宅西側母屋に接差して建てられた、バラック建間口一間奥行一間半の物置内は中央に自動二輪車一台、その周囲に農具等が無造作に竝べてあった。この中を捜索したが差押えるべきものは発見されなかった(添付写真第三十三乃至第三十七参照)。

(写真第三十三)

(写真第三十七)

2、家屋周辺

       居宅物置の周辺を捜索したが差押えるべきものは発見できなかった(添付写真第三十八乃至第四十四参照)。

(写真第三十八)

(写真第四十四)