アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 399

【公判調書1408丁〜】(前回より続く)

証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長)

裁判長=「他の誰かが書いた図面を石川が見ながら書いたという様な図面はありませんでしたか。例えば誰かが書いたのを、この通りではないかと証人なり遠藤警部補が石川に見せて、石川がそれを見ながら白紙に書く、ということはありませんでしたか」

証人=「私共が石川君に書いてもらった図面というのは、石川君の供述に基づいての説明が大部分でしたから、そういうのはないと思います」

裁判長=「この調書に添付されている図面は全部証人の面前で書かれたものですか。証人のいないところで書かれたものもありますか」

証人=「私が調書としてまとめたものに添付してあるものは私の前で書いたものと思います」

裁判長=「そうして出来上がった図面は誰が受け取って保管したのですか」

証人=「それは私が受け取って私が作った調書に綴じ込んみ、契印をしたと思います」

裁判長=「すぐにですか」

証人=「はい」

裁判長=「調書が出来るまではその図面を証人の手元に置いて」

証人=「はい」

裁判長=「調書の方が先に出来る場合もあるのですか、図面の方が先に出来るのですか」

証人=「私の調書が先に出来た場合もありましょうし、図面の方が先だった場合もあったかも知れません」

裁判長=「調書の方が後になった場合もあるのですか」

証人=「はぁ」

裁判長=「いずれにしても証人が石川から図面を受け取り、調書が出来たらそれに図面を編綴して契印をしたわけですか」

証人=「はい、あるいは側にいた遠藤警部補などが編綴したことがあるかも知れません。契印は私がしました」

裁判長=「石川が図面を書くときには遠藤警部補は常に同席していたのですか」

証人=「大体同席していたと思います」

裁判長=「被告人の書いた図面を写して他に使ったことがありますか」

証人=「あります」

裁判長=「どういう場合ですか」

証人=「大体こういう事件になると謄本を取って置くのが例です」

裁判長=「図面の謄本ですか」

証人=「図面だけでなく殆どの書類の謄本を取ってあります。実況見分調書、場合によっては重要な報告書、供述調書、参考人供述調書、殆ど一切を二通ないし三通、時にはもっと多く取ってあります」

裁判長=「本件の場合も石川の書いた図面の謄本を取りましたか」

証人=「取りました」(続く)

*今現在、どうも石川一雄氏の元には選挙用紙が交付されぬらしい。これは未だ仮出所という立場にいるからである。そういった状況にある人間が、仮に投票する政党を吟味した場合、どの様な党を選ぶのか興味深い・・・。

さて老生は日頃の疲れを癒す為、いくつかの猫スポットを押さえている。本日は入間川某所に向かった。

いい顔してるねぇ。

・・・何かを確認し合う。ああ、癒される。