アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 210

前回取り上げた弁護側による事実取調請求書、その中の証人の一人、「高村 巌」氏に関して、直結する事柄なのでここに記す。その前に、上記の事実取調請求書の頁番号は1098丁であり、今から記す事柄の頁番号が1105丁であるから、七頁ほど先に進むが、この飛ばした頁は次回から取り上げる。さて、事実取調請求書が提出された八月六日から九日後、高村 巌氏より裁判所へ「上申書」が届いた。計ったような絶妙な間合いであるが、まずは引用してみる。「『上申書』過日貴庁より電話にて、その後の私の健康状態についてお尋ねがありましたので現状を申上げましたが、重ねて文書で上申いたします。私の健康状態は昨年よりは快方に向かっており、現在のところ努めて、余り疲労しない程度の鑑定事務に従事するよう心がけ、体調を復元すべく配慮しています。が、少しの疲労にも頭痛を伴ないますので、鑑定事務に従事することも思うにまかせぬ状態です。従って長時間にわたる尋問に堪えられる見込みがありませんので診断書を相添え上申いたします。昭和四三年八月一五日 高村 巌 」そして次頁1106丁には高村 巌氏が添えた診断書が載っており、病名=三叉神経痛、付記として医師により「右病名により向約三週間の安静加療の要ある者と認めます」と書かれている。高村 巌氏は、病気で出廷出来ぬという内容の上申書を繰り返し提出している。今回で何度目であろうか。医師の言う「向約三週間の安静加療の要」によって、今回の事実取調請求の為の出廷は、とりあえず免れたということだ。逃げの一手、そう私には映るが。(続く)                                                                            

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