アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 421

【公判調書1431丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官

裁判長=「石川一雄が検挙され係官の取調べを受けるようになってから、その取調べに列席したことはあるのではないですか」

証人=「あります。最初は聞き込みで、石川が検挙されたのち、取調べをやれということで取調べにはいったのは六月初めです」

裁判長=「自分で単独で取調べをしたことはありますか」

証人=「ありません」

裁判長=「誰の調べに列席したのですか」

証人=「私が調べにはいった当時は清水警部、山下警部、諏訪部警部、長谷部警視でしたかが居り、そこへ私がはいって行きました」

裁判長=「調室に一緒にはいったのですね」

証人=「調べるときには今言った人全部では無くて、二人ないし三人でした」

裁判長=「誰かが主任として調べ、そのとき証人が同席したわけですか」

証人=「そうです」

裁判長=「青木一夫という人も石川を取調べましたね」

証人=「はい」

裁判長=「青木は当時警部でしたか」

証人=「そうです」

裁判長=「青木警部が取調べをするとき証人は同席しましたね」

証人=「同席しました」

裁判長=「裁判所に出ている石川の供述調書には六月二十一日から六月二十九日、七月二日、三日、六日という日付の青木警部作成のものがあるが、それに証人が立会人として署名していますね」

証人=「今言われた日にちははっきり分かりませんが青木警部の立会人になりました」

裁判長=「立会人としてどういうことをしましたか。石川に対して質問したりしたのですか」

証人=「質問をしたこともあります。主に青木警部がやったことですが」

裁判長=「証人がいたとき、青木警部のほかに一緒に部屋にいた警察官がいますか」

証人=「長谷部梅吉警視」

裁判長=「その人は主任の取調官ではないのですか」

証人=「主任官ではないです。主任官は青木警部だったと思います」

裁判長=「長谷部梅吉警視も石川に質問したことはあるのですか」

証人=「あります」

裁判長=「長谷部、青木、証人の三人のほかに立ち会った人がいますか」

証人=「山下警部がおりました」

裁判長=「山下警部は始終いたのですか」

証人=「山下警部は最初の一日か二日で病気になって帰ってしまいました。そのあと青木警部が主任官に代わったと思います」

裁判長=「証人はほかに何か仕事をしましたか」

証人=「私は立会で、たまには質問はしましたが、ほかにこれという仕事はしません」

裁判長=「調書を作るとか図面を作るとか証拠品を見せるとかいう仕事はしましたか」

証人=「そういう仕事もしました」(続く)

*・・・と、ここでいよいよ図面の問題及び筆圧痕の問題について触れ始めていくようである。

ここは某河川敷である。我々が住む社会とは違い、この野良猫たちは極めて自然で正常な世界に生きている。例えば、猫が猫を裁くなどということはあり得ない。そのような世界に住むこの野良猫たちは幸せである。