アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 422

【公判調書1433丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官

裁判長=「青木警部の名前で出来ている石川の供述調書に図面が付いていて、それは石川が作ったという図面で主に地図だが、それが調書に付いているという記憶はありますか」

証人=「あります」

裁判長=「その図面はどこで石川が書いたか記憶していますか」

証人=「調室です」

裁判長=「どこの調室ですか」

証人=「川越分室です」

裁判長=「狭山ではないのですか」

証人=「狭山は私は知りません」

裁判長=「川越分室の調室の中で石川が書いたのですか」

証人=「そうです」

裁判長=「その調室は板敷ですか畳敷ですか」

証人=「畳敷です」

裁判長=「調室には机がありましたか」

証人=「一つありました」

裁判長=「机の大きさはどのくらいですか」

証人=「二尺に三尺ぐらい、あるいは三尺真っ角ぐらいかも知れません」

裁判長=「その机を中にして青木警部と石川とは向かい合っていたわけですか」

証人=「向かい合いです」

裁判長=「証人は青木警部から見てどちらに座っていたのですか」

証人=「私は石川の左側です」

裁判長=「長谷部警視は」

証人=「青木警部の右側です」

裁判長=「石川を調べたのは、川越ではその畳敷の部屋だけでしたか、ほかの部屋で調べたこともありましたか」

証人=「ほかの部屋で調べたことはございません」

裁判長=「調書に付いている図面はどこで石川が書いたのか知っていますか」

証人=「取調室の上で書いたこともあると思います。それから畳の上に下敷きを置いて書いたときもあります。下敷きがあったような感じがします。それから紙が重なっていて下敷き無しで書いたこともあると思います」

裁判長=「それは畳の上で」

証人=「はい」

裁判長=「紙が重なっているので下敷きが要らない状態で」

証人=「五枚か十枚か重なっている上で書いたこともあると思います」(続く)

狭山事件とは全く関係ないこの健全なる野良猫たちを見ていると、人間社会に生きることが阿呆らしく思えてくる。どこかの山村の隅で芋など育て、それをかじり生きて行きたい。あっ、酒だけは確保しないとね。