アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 255

弁護人=「あなたは、自分がやったと言い出す前には入間川に帰って来たのは何時頃だと警察で言っていましたか」被告人=「パチンコをしていたのは事実ですから、五時頃帰って来たと言ったと思います」弁護人=「所沢で午後までパチンコをしていて五時頃帰って来た、と言っていたのですか」被告人=「そうです」弁護人=「一人でやったという風に変わってから、小学校の方へ歩いて行ったというような事を言いましたか」被告人=「言いました」弁護人=「警察で調べられている時に荒神様のことについて何か話をしたことがありますか」「どういう話が出たのですか」被告人=「小学校の方で○○(被害者名)ちゃんを捕まえたと言ったら、それではそれを証明するものがあるかと言われたので、子供のころ荒神様に綿菓子とか、おもちゃ屋が出ていたから、その日は荒神様のお祭りだったので、おもちゃが出ていて綿菓子が桜の木の下に出ていたということを地図に書いて示しました」弁護人=「そうしたら」被告人=「二、三日経ってからかも知れませんが、そういうことは嘘だ、そこは通らなかった、ということを言われました」弁護人=「あなたは荒神様の所を通ったことはないわけですか」被告人=「ないです。お祭りがあったのかどうかも知らなかったです」弁護人=「今、子供の頃と言ったが、大きくなってから荒神様のお祭りに行ったことはないのですか」被告人=「ないです」弁護人=「何年もの間ですか」被告人=「はい、行ったことはないです」・・(続く)   

(写真は“無実の獄25年・狭山事件写真集・部落解放同盟中央本部中央狭山闘争本部編・解放出版社より引用)