アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 115

石川被告宅で、万年筆が発見される数日前に訪れた関源三巡査部長の行動は、どう控え目に見ても疑問が感じられる。中田弁護人:「起こされたとき、関さんはどこにいましたか」六造証人:「お勝手に上がってました。で、私のほうへ向いて来るんですよ。廊下下りて四畳半のほうへもう途中まで来てたんです」中田弁護人:「なんだ、こっちで寝てるんか、と言って来たんですか」六造証人:「ええ」。更に六造証人は「そう言えば、お袋と風呂場の入口の所で話してたのを、ちょっと聞いたような記憶もあります」と証言。これは、突如鴨居上に万年筆が出現した、その謎に肉薄した証言ではなかろうか。中田弁護人:「そのほかに関さんが、あなたのところへ尋ねてきて、お勝手のほうから来たことがありましたか」六造証人:「いや、ないです」中田弁護人:「関さんは、いつもはどこから尋ねてくるんですか」六造証人:「玄関です」中田弁護人:「そして上がるんですか」六造証人:「あの人は座ってくれと言っても座らないんです。玄関に立ちっぱなしなんです。あの日に限ってどういうわけか知らないけれども、だれもいないと思ったのかもしれないけど風呂場のほうへ上がってきたんです」中田弁護人:「お勝手のほうからうちの中まで上がりこんだのは、その第三回めと言いますか、万年筆が出て来た日の四、五日前に来たときだけなんですね」六造証人:「はい」・・・。ところで、私が思うに最高検に保管されている万年筆、これを証拠開示請求しDNA鑑定を行うことは出来ないか。万年筆の表面に付着した脂分が残っていれば、仮に万年筆に触れた当事者が既に亡くなっていたとしても、その親族まで辿り着ければ比較できると、実際にFBIがその方法で過去に起きた事件を解決したとCNNニュースで見たことがあるのだが・・・。                                                                      

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