アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 54

《狭山自白・「不自然さ」の解明》(日本評論社)の著者である山下恒男氏は東京教育大学心理学科卒業、その後、茨城大学教育学部勤務。更に後、同学部教授(心理学専攻〈1990年時点〉)。私の最終学歴=岩手県の外れにあった公立高校卒業。度重なる追試に[退学]の二文字が頭をよぎったが教師たちの温情により卒業証書を手にする。私のような問題児が毎年30人ほど現れたこの母校は、とうの昔に廃校になった。校内喫煙がバレ、校長の前で反省文を読み上げること5回、「お前は反省文だけは立派だ」と褒められたことが懐かしい。さて、この様な低学歴の者が高学歴の方による著作を、果たして読み解けるのか。低学歴仲間からは酔狂呼ばわりされたが「君子、三日逢わざれば刮目して待つべし」の如く(引用が合っているか分からぬが)精進し読解に努めようと思う。しかしながら本書264頁「人間性同一論」という題を目にした途端、激しい睡魔に襲われ数時間ほど熟睡した。いきなり壁である。だが、その睡魔の原因は私の能力の低さに起因し、本書に問題はなく、むしろ263頁まで読ませてくれたこの著者は、さすが教育者であると得心させられ、私は必ずや本書を読解し、可能であれば狭山事件における寺尾判決の誤判を指摘する虎の巻の一つとして活用していけるよう心を決めた。とは言え道は長いが。疲れを癒すため公園に向かった・・・。             

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(三匹で構成される圧力団体のナンバー2である。ビー玉のようなこの目を見ていると、エサをあげざるを得ない。よって私はコイツにより多くエサを与え、圧力団体の実態解明を進めることにした)