アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 43

中田弁護人「警察で言ったこと、検事さんに言ったこと、裁判所で言ったことは嘘だったわけですか」・   ・・・・・・・石川被告「そうです、みんな嘘です」                         わりと軽く返答している印象を私は受けたが、実はこの軽さが石川被告に備わった性格の一面であることは公判調書からも明らかだ。事件自体を外して当時の被告の日常をみると、決して勤勉ではないが、そこそこ仕事には出ておりその収入の範囲内で賭け事など楽しみ時には家に金を入れ、釣りをし犬小屋を作りと当時24歳の被告は屈託なく過ごし、まして犯行日とされる五月一日などは親に仕事へ行くからと弁当を作らせ実は西武園あたりで昼寝し過ごすという、私自身、若い頃に見覚えのある軽めな行動をとっている。だがこんな呑気な青年だったからこそ、犯人探しに躍起となる警察にとって、格好の餌食と、狙いを定められたのであろう。   

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(西武線第二ガードより望む。のどかに野焼きが行われていた)