アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 412

【公判調書1422丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長)

*尋問する人物が被告人・弁護人(複数)・裁判長と、目まぐるしく代わることに注意。

被告人=「図面を作るときに黒いゴム板の下敷きを使ったことは思い出しませんか」

証人=「記憶はありませんが、あるいはそういうのがあったかも知れません」

被告人=「セルロイドを三枚重ねたぐらいの厚さのゴムの下敷きを使った記憶は。畳の上で書きましたが」

証人=「年月が経って記憶が薄らいでいます」

石田弁護人=「川越分室で石川君を取り調べていたときに、あなた方は筆記用具はどんなものを置いていましたか。万年筆は持っていましたか」

証人=「持っていました」

石田弁護人=「そうするとインクも持っていたわけですね」

証人=「インクもあったと思います」

石田弁護人=「インクの色は青と黒がありましたか」

証人=「私は主として青インクを使っていましたが、黒インクを使っていた人もあったかも知れません」

石田弁護人=「筆記する紙としては、埼玉県警察本部というのが印刷されている罫紙、藁半紙、それからどんなものがありましたか」

証人=「先程言った洋白というか藁半紙の上質の白い紙もあったと思います」

石田弁護人=「それから」

証人=「あとは警察手帳の中味の用紙を使っていた人もあると思います」

裁判長=「半紙や改良半紙はありませんでしたか」

証人=「改良半紙はあったと思います」

裁判長=「取調室に」

証人=「取調室にもあったと思います」

石田弁護人=「黒いゴムの下敷きの様なものもあったのではありませんか」

証人=「記憶はありませんが、無かったとは申し上げられません」

石田弁護人=「記憶がないのですか、本当に」

証人=「はい」(続く)

*青木証人は矛盾地獄に陥っている。しかもそれに彼は気付かない。気付くゆとりすら無く、一刻も早くこの法廷を去りたい、そんな気配を老生は感じたが・・・。

さて、最底辺の人間が競馬などを楽しもうとすると、色々と支出を抑えなければならない。酒好きの老生にとっては、例えば刺身や焼き鳥などは、すでにキャビアやフォアグラと同等の高級食材に位置付けられ、となると行き着く先はこの様な(写真参照)ブツに行き当たる。しかし、これがいいのである。どれからつまむか悩める幸せ、これだ。フライ物を酒のつまみにし、残った白米は3パック98円で購入した納豆で頂く。いいじゃないか、最底辺。ちなみに納豆をかき混ぜる回数は北大路魯山人および他の情報を加味し、424回キッカリこね回し、大豆のコクが109%アップしたタイミングで白米と共に食す。ナットウキナーゼが血管の隅々まで行き渡るのを感じつつ寝床につく。