アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 386

【公判調書1379丁〜】

5. 中川ゑみ子方の元居宅とその南側の境界線には前記花壇があるほか洗濯干場があり、居宅南側で西隅の木箱の中には、古材で長さ一.〇〇米内外のものが十数本あり、その上に古い筵(むしろ)が一枚かかっていた。同居宅の東側で南隅には長さ一.九八米の梯子が居宅に立てかけてあり、その梯子の北脇には五月二十八日転入してきた藤松高木方プロパンガスのボンベ一個があり、このボンベの北脇には約四立入りの悪いバケツ一個があった。

この時本職は立会人中川ゑみ子に対し、居宅に立てかけてあった梯子の付近や、居宅南側には、当時どのようなものを常時置いたか、また、これらの付近に木綿の荷造縄を置いたかどうかについて、説明を求めた。

立会人中川ゑみ子は、「この梯子は、私方で使っていたものであり、いつもこの位置にあった。このボンベがある上に、子供を自転車に乗せる時使用する腰掛を置いた。ボンベの脇にあるバケツは消毒液など入れたものであり、その北隣に古材長さ約一.〇〇米のものが十数本あった。それから居宅南側で東隅よりの雨戸の下にりんご箱二個を並べて、その上に乳母車を折りたたんで置き、筵一枚をかけてあった。私方で吉祥寺に住んでいた当時、荷造紐で洗濯物を干すとき確かに使用していたが、引越して来る時この荷造紐は持って来なかったと思う。こちらへ来てからこの荷造紐を使った記憶がない。梯子の付近や、家の廻りにそのような荷造紐を使って置いた記憶もなかった」と申し立てていた。

*引用した調書に“ プロパンガスのボンベ ”という記述があるが、これは正確な引用では無く、老生が修正している。原文での記述は・・・、

“プロパンガスのボンベイ”・・・。ボンベイ?、まぁボンベと言いたいのであろうが、くだらぬ事に執着せず先へ進もう。