アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 442

【公判調書1485丁〜】

ここには前々回で触れた、調書1483丁・検察より提出の「鑑定対象図面申請」に対し、石川一雄被告人及び弁護団から「鑑定対象図面についての意見」なるものが高裁に提出されている。一部を抜粋してみると・・・

『昭和四十三年十一月十九日決定のあった鑑定については、青木一夫作成の被告人供述調書中、昭和三十八年六月二十一日付のものから同月二十九日付のものまで添付された図面全部を対象とするよう指定されたい(略)青木一夫、遠藤 三、両証人は、右各図面に存する筆圧痕は被告人の書いた図面の謄本作成の際生じたものであろうと述べ、これに対して被告人は「二枚重ね合わせた紙で、自分が書いたものもあり、遠藤 三が書いて筆圧痕の出た下の紙に鉛筆でなぞったものもある」と供述している。したがって単に特定の図面を指定してその筆圧痕と鉛筆書き等の部分との重なり具合を明らかにするだけでは不十分であり、各図面における筆圧痕の存在する状態を比較検査し、各図面についてそれぞれ筆圧痕と鉛筆等の部分との重なり具合を鑑定する必要がある』と述べられている。

*真っ当な、常識的な意見である上記の「鑑定対象図面についての意見」を眺めながら思うのは、なぜ検察はこの意見と相違するのかということである。明らかに普通ではないな。

ところで話は変わるが、今年老生が道端で出会った野良猫たちを想い出し、そのクイーンを決めたくなった。

いやぁ、どの猫も可愛いので、クイーンなど選べるかと悩むが・・・、

あぁ、これ、これだ。君を2022年クイーンに決定する。長生きするのだぞ!