アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

無駄タイム

○○銀行☆☆支店の現金輸送車尾行を終えアジトに戻る。AとB、二通りのコースがあり、イレギュラーとしてCコースが存在する事実を掴む。その日にどのコースを選択するかは、出発直前まったくランダムに決まる。   地図に三通りのコースを赤マジックで書き込み思案に耽る。一方通行の道も、それを無視すれば使える道路として計算できる。府中三億円強奪事件をはじめとして、私はありとあらゆる現金強奪事件の資料を集収し、取捨選択の上、更に吟味を重ね、今その計画が輪郭線を帯びて前代未聞の大作戦を練り上げられる段階にたどり着いた(くどい)。「これはイケる!」計画の詳細は今、ここに書くわけにはいかない。実行に踏み切るか、脚色して大藪春彦賞に応募するか、悩む所だ。だが、なぜこんな物騒な計画を立てたのか?その原因は週に一度、必ず見る夢にある。夢の中で奴らがささやく。「おいで。こっちにおいで。ほら早く ・・・」闇の中、声を頼りに近づいていくと・・・   

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うわー現ナマだらけじゃん!ピストルもあるじゃん!  興奮状態の私は、一束掴もうと手を伸ばすが、ここで必ず夢から覚めるのだ。繰り返し脳みそに刷り込まれた夢に現実が負け初めてゆく(さっぱりわからない)。     「現ナマは己れの手で摑み取れ」との暗示だと枯れたた脳みそで解釈し、作業途中であった強奪計画に戻るとする。