日課の、三億円事件犯人と、かい人21面相にテレパシー交信を送るが返信が無いので、一杯始める。 ふと、我がアジトに保管中の車が頭に浮かんできた。三菱ミニカ360ccLA-21型だ。
今から30年前、岩手県一ノ関市郊外の自動車修理工場から引き取った。同型エンジン3基付きで20万円だった記憶がある。すぐさま旧車に強い前沢市の店に、3基のエンジンと現車エンジンを分解、組み立てを依頼、「エンジンとミッションは新車なみ」と神のお言葉を頂き、さらに「オイルはイイものを使え」とカストロールを勧められ、それを厳守した。面倒な作業を5万円でこなした前沢市の店に感謝感激である。当時これに彼女を乗せ、海に山にと走り回ったもんだが、故障は皆無であった。 私はこの車を現金積み替え時の逃走用に使用するか、と勘案していたが、ガレージに入れてから20年以上経過していて、さらにクラッチペダルに漬物石を置くのを忘れ、クラッチ固着の心配があったりと、面倒な問題が山積みな気がして来た。面倒は御免である。 現金輸送車強奪も面倒だ。やはり酒を飲んでゴロゴロダラダラが性に合っているのだ。だが金儲けはしたいので今、切手を売ろうと企んでいる。
オオッ！これは売れるのではないか？などと妄想していたが、アッ！偽造・変造はあきまへんな。
