アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

なごやか文庫

早朝から「日本信託の車ですな、巣鴨の自宅が爆破されました」と発声練習に励む。爽やかな朝である。腹が減ったので、アジトから程近い松屋で朝食をとる。卵かけご飯¥290である。貧乏人にとっては非常に助かるメニューじゃな。拾ったシケモクに火をつけ一服し、本日の行動計画を練るため相棒と合流する。            

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公園のベンチに座るとすかさずコイツが飛んできた。相棒にパン屑を与えながら、私がホームレスになった暁には、鍋の具になってもらおうとほくそ笑む。さて、こんな日はコロナ禍以前なら、迷わず東村山のなごやか文庫に向かっていたが、現在は閉館中との情報が入り、ベンチの上で悶え苦しむ。                               

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ほぼ、なごやか文庫(改装前の)で買った古本達。昔のなごやか文庫は良かったなぁ。玉石混交な品揃のうえ値段も激安なので、他の古本屋には行けなくなった。耐震工事の改装後は、残念ながら新しめの古本に占拠されてしまい足が遠のいている。なんとか昔のスタイルに戻ってくれないかな、なごやか文庫さん。            私の問いかけに聞き飽きたのか、相棒の鴨は飛び去っていった。鴨を見送りながら「その日に備え土鍋を買っておこう」と思い立ち、公園を後にした。