【公判調書1489丁〜】
昭和四十三年十二月二十六日 第三十三回公判
被 告 人= 一夫こと石川一雄
被 告 事 件= 強盗強姦、強盗殺人、死体遺棄、恐喝未遂、窃盗、森林窃盗、傷害、暴行、横領
公判をした年月日 = 昭和四十三年十二月十九日
裁 判 長 判 事=久永正勝
判 事=津田正良
判 事=四ッ谷巌
裁 判 所 書 記 官=飯塚 樹
検 事=平岡俊将 木村
出 頭 し た 被 告 人= 石川一雄
出 頭 し た 弁 護 人=中田直人(主任)
石田 享
橋本紀徳
○鑑定人の指定について
主任弁護人=第三十一回公判期日において決定された鑑定について、未定の鑑定人は東京大学教授三木敏行に指定されるよう希望する。宮内鑑定人の鑑定が終了した段階においてもなお右、三木教授が同鑑定を引き受けられない場合には改めて意見を述べたい。
検 事=右鑑定人の指定については特に意見はない。
裁 判 長=右鑑定人の指定は留保する。
○取寄書類の顕出
裁 判 長=埼玉県警察本部並びに埼玉県狭山警察署から取り寄せた書類(末尾添付の一覧表記載のとおり)を顕出した。
○証拠関係
別紙証拠関係目録記載のとおり。
○次回公判日、検証期日
追って指定。
昭和四十三年十二月二十六日
*最下段の、供述調書原本作成者を見ると、この事件におけるA級戦犯らが名を連ねていた・・・。