アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 434

【公判調書1450丁〜】証人=遠藤 三(六十七才)・元警察官

宇津弁護人=「少なくともあなたは石川君が書いた図面は間違いないものだと信じていたそうですね」

証人=「そうですね」

宇津弁護人=「なぜですか」

証人=「なぜって聞かれるとへんなものですけど・・・・・・」

宇津弁護人=「捜査の経験から言って、事件によっては被疑者が書く図面が本当の物かどうか、かなりの疑いを持って書かせる場合もあるでしょう」

証人=「そういう調べを私はした事がありません。被疑者を疑って調べをしたなんていうことはありません」

宇津弁護人=「特に石川君が書く図面は間違いないという風に信じたことについて特別の事情はないわけですね」

証人=「特別の事情はありません。石川君がこうだと言って書いた図面を信用しただけのものです」

宇津弁護人=「石川君がかなり書き進んで終わり近くまで書いてそれを書き直した場合に、そういう書き損じも捨てたというように聞いていいのですね」

証人=「そうです。そういうこともあったけれども書き損じの図面というものはありません」

宇津弁護人=「ある時期まで保管したけれども、どこかで廃棄処分したということになるのですか」

証人=「そんなことはありません。保管なんていうことはないですね」

宇津弁護人=「あなたが見ている調室の中で破ってしまうのですか」

証人=「大体その場でもじゃもじゃにしてしまったと思います」

宇津弁護人=「書き損じの図面をひとまず保管したということもないのですか」

証人=「ありません」

宇津弁護人=「全然ない」

証人=「ありません」

宇津弁護人=「間違いありませんか」

証人=「ありません。必要ないです。石川君がこれはまずいなといった書き損じのものを取っておく必要はないですから」(続く)

*昨日は朝から鼻息荒く、慌ただしく電車内で牛だか馬の予想を定め、府中市地獄の一丁目に辿り着いた・・・。

結果は、地獄行特急馬券に五千円払い、払い戻しは三百十円であった・・・。5戦5敗、完全なる敗北である。博才の無さに精神は叩きのめされ、気が触れたようにフフッと笑いが漏れる。そして今ここで老生は決断した。さらば競馬、さらばJRA!と。

ただ、内馬場にあるソバ屋は中々良い。なのでこの先、ここのソバを喰い芝生に寝転ぶことはあるかも知れない。