アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 409

【公判調書1418丁〜】証人=青木一夫(五十三才)・警察官(証人として出頭時は草加警察署長)

弁護人=「なお、同調書中、第二〇〇八丁表に書いている説明では図面の表示と違って“第三表”となっているし、同調書中、第二〇〇五丁表冒頭には“此の時被疑者は半紙に略図を書いて差し出したので、これをこの調書の末尾にこれを綴じる”とあり、これは第二〇一〇丁の第一という図面のようだが、調書の中の図面の示し方と図面の番号が不自然なのだが、どうしてそうなったか思い出すことはありませんか」

証人=「記憶ありません」

弁護人=「あなたの説明によると図面の謄本を作るに当たっては、図面は調書に綴じられている場合もあったろうし、調書に綴じられる前の時もあったろうし、謄本を作った人も色々であるということだったが、その謄本を作る時期は調書なり図面なりが作成されて非常に近い時期でしたか、それともかなり後でしたか」

証人=「大方はその日の内に作られたと思います。それからリコピーで取ったものもありますが、これはその日ではなくて別の日であったかも知れません。大体はその日に取ったものが多かろうと推測します」(続く)

*文中に出てくる調書、第二〇〇八丁や第二〇〇五丁、第二〇一〇丁の図面が手元に無いことは非常に痛手であるな。検証のしようが無いのである。

 写真は、戦後の闇市で犬や猫が原材料の怪しい喰い物をむさぼる日本の貧民たち、ではなく、れっきとした二、三日前の東京競馬場付近である・・・。

写真は、あえてモノクロ処理したが、この様な素晴らしい風情を漂わす物件は、現代ではもはや貴重な存在である。ここら辺は、巨大な要塞を思わせる東京競馬場で身ぐるみ剥がされ、廃人と化した人々で賑わっていた・・・。