アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 241

事実取調請求書・請求する証拠の番号=16                           証拠番号=16番は新聞の記事を指し、それは「“ 疑いの男 ” 一人姿消す   狭山の女子高生殺し捜査進まず」という見出しのある記事である。記事の内容は、「特捜本部は、死体に付いてあった布きれに付いていた東京・築地市場の丸郷青果の荷札は、その後の調べで、地元の堀兼農協が農作物の出荷用に、主として上赤坂地区の農家に配っているもので、農家は使わないで残った分は畑を区切った時の目印などにしたりするほか、農家以外にも多少流れていることがわかり、犯人が地元にいることの一つの裏付けがとれた」とある。この記事をもって何を証明しようとするのか分からず、私はしばらく悩んだが、おそらく次の事柄ではなかろうかと考えた。「荷札は遺体とともに見つかった。荷札は上赤坂地区に配られている。犯人は上赤坂地区の者である可能性が高い」かなり乱暴な推察だが、これによってもう一つの推察を加えることができる。「入間川駅(当時)近くに居住していた石川一雄被告人は、地理的に上赤坂地区とは距離があり、荷札を容易には入手出来ず、犯人である可能性は低い」・・・この結論に導くため、報道記事を証拠として請求したのではなかろうか。                                                                                      

( 散歩中、私の横にパトカーが急停車した。職質かと身構えるが、どうも通りの先で起きた事故処理らしい。人相が変化したのか、私に対する職務質問はここ数年で激減し、健全な一般人として扱われ始めている)