アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 139

f:id:alcoholicman:20220130182145j:plain

戸谷鑑定人:「例えば科学朝日五四頁に表示したaの人もbの人の人も私は非常によく知っておる人ですが、aという方の人は割合神経質ではない。ですから字を書くとき第一画と第二画などをいつもそうとんちゃくして書いているわけではありませんから、割合に第一画と第二画の比が〇.四から〇.八位までのばらつきがある。即ち分布の巾が広くなっているわけです。筆蹟鑑定と裁判2八五頁にあげてある例では白いbという人の方が割合に性格が物事にこだわらない人、雑な人あるいは元気のいい字を書く人、そういうような人は割合に第一画と第二画の比がばらつく。また斜線の引いてあるaという方の人は非常に几帳面で何でもいちいちきちっとやらないと気のすまない人で、そういう人は字を書くときでもいつも第一画、第二画の比とか非常に注意して書くから、むら気がなく、ばらつきも少ない。このようにその人の性格とも関係してくるわけです。そういうような字が分布している分布自身が、その人自身の性格なども反映して非常に大切であるのにもかかわらず、そういうことには従来の鑑定方法は気にしないで、似ているところをあげてこれは同一人が書いた、違うところをあげてこれは異人が書いたものであるというようなのが通例であります」・・うむ、ボンヤリとではあるが私にも理解できてきた。