アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 106

石川被告の弁護人による、検証請求書及び検証請求補充書は、やがて裁判長判事、久永正勝により決定告知される。調書を読み進めると、「添付した見取図写真 : 見取図四枚六図、写真1から21まで」とあり、さらに、「利用した書類等 : 当審第一、二、三回検証調書及び添付の各見取図、写真」とある。現時点で私は確認出来ていないが、どうもこの検証は法廷で見取図や写真をもとに行われたようである。勘違いであった場合、その段階で訂正しよう。しかし検証場所を示す箇所で、「別紙第一見取図、当審第一回検証調書添付第一、第三見取図、写真20の各二点相当を実地につき指示した。以下単に検証調書、見取図、写真の番号と符合のみを略記する」などとあり、事件に関連する松の木の付近を、「第四回第一見取図、第一回第一、三見取図、写真22、24の各四点」と表現する以上、やはり検証は法廷で行われたと思われる。ややこしすぎて、つい読み飛ばしたくなるが、そういう自分の悪い癖を乗り越えるためにも私は調書に向き直った。なんだか自分との闘いの感が漂い始めている。                  

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