アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

狭山の黒い闇に触れる 2

出発から1時間半たち捜査対象なる物件に接近する。   あくまで近所の畑に向かう農家の人を装っているので途中の畑で作物を眺め、頷いたりしつつ目標に近づいていく。いよいよ目標物件を発見、全神経を集中させゆっくりと通過してゆく。が、無い。「前の門」確認出来ず!繰り返す!「前の門」確認出来ず!以上。直ちに撤収!・・・。58年前の話を今頃になって確認できるか?とやっと気づき無駄に疲れてしまった。   

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(現地は静かでなかなか住み良さそうな環境であった)ところで捜査を終え、覆面自転車を漕いでいる時、重大な事実にブチ当たった。脅迫状に記された最初の宛名は「少時」であるが、その「少時」には実は苗字があるのだ。つまり「○○少時」がフルネームとなる。そして封筒の宛名は【少時 様】であり同封された脅迫状には【少時  このかみにツツんでこい】と記されている。苗字ではなく下の名前を呼び捨てにしているわけだ。この事実は重大である。だが途中コンビニで買ったアサヒ生ビールマルエフ500mlを2本ほど隠れ飲んだことが災いし、今、まずは無事に生還することが最優先と判断、覆面自転車を漕ぎ出した・・・。