アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

闇稼業に備える 15

脅迫状の封筒には元々「少時様」と書かれていた。宛名が書いてあるという事は「少時」なる人物が実在しており、差出人は「少時」という人を知っていて脅迫状を作成したと、私は考える。結果的には「少時」から「中田栄作」に宛名が変更されるが、ここに重要なヒントが現れるのだ。脅迫状の宛名は「中田栄作」であり、娘ではない。親に宛てた脅迫状なので「少時」の件を調べる場合、これを子供の名前ではなく親の名前と仮定しなければならない。脅迫状は誘拐された子供の親に宛てられるわけなので、「少時」を「幼稚園の小さい子供か、せいぜい高校程度であろうと、そんな大きな30や40のそういうのは、あまり考えておりません」(竹内武雄 狭山署長)と考えていた警察の判断は誤っていたのではないか。以上第二審第四分p2140                                                                                                        狭山事件本(題名失念)併読の感想である。

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(無実の獄25年 狭山事件写真集 解放出版社より引用)