アル中の脳内日記

アル中親父による一人雑談ブログ

日雇いの頃 (了)

私の尊敬する新聞記者の文体を借りるならば「一般市民とはおよそかけはなれた環境に住む人々の生活と感情、或いはそこに入っていった私自身の生活と感情、そういったものを多少なりともこの日記によって知っていただければ、私がこれをかいた目的は達せられるであろう」と言いたいところだが、よくよく考えてみると他人に知っていただかなくとも、さらに日記を書かなかったとしても「やや濃く、生きたい」という自身の目的は自然に達せられていた。手さぐりで、あるいは風まかせな、非常に無責任な道程(私は今現在も日雇い労働を続ける)の一部を思い出し記してみたが、少なくともこうやって振り返り思い出せる日々を送れたことは幸せだったと思いたい。ただ一つだけ後悔される事は記録を残していなかった事実だ。当時の感覚では、日常的な事柄をカメラで撮ったりノートに記録するなど考えも及ばぬ行為であり、業界人は別として少なくとも私にはその観点が抜けていた。現在は人並みにスマホを所持しているが、記録という面から見るとかなり優れたツールとなりうるだろう。今後はこれを駆使し残された日々を記録していこうと考えている。